「見込み客はあなたの広告を読まない」
「見込み客はあなた広告を信じない」
「見込み客はあなたの広告を見ても行動しない」
マクスウェル サックハイムの三原則と呼ばれるものです。
(マクスウェル サックハイムは1900年代に活躍した広告マンです。)
商品が売れない要因の一つは、その存在が世の中に知られていない「周知不足」があげられます。
きっと、あなたも「売り上げをあげるために広告を出さなくちゃ」とお考えの事だと思います。
でも。でもですよ?
マックスウェル サックハイムが言うように、基本的に大衆は広告を無視するのです。
つまり効果的な広告にするために、あなたはこの「読まない」「信じない」「行動しない」という、3つの壁を乗り越えなくてはならないのです。
ここでは、最初の壁、つまり「読まない」の壁の乗り越え方をお話しようと思います。
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ちょっとあなたの日常を思い出してみてください。
あなたはテレビを見ています。
さて、CMになりました。
「うわ~、いいところでCMだ!ジャマくさいな~!」とか
「よし、CMだ。トイレにでも行ってこよう」とか思ったことはありませんか?
あなたは雑誌を見ています。
「ファッションについて興味があるのに、広告ばっかりで中身薄いな」
「雑誌って分厚くて重いな~、広告の分減らしたら軽くなりそう。なんか、お金出して広告読まされてるみたい」とか思ったことありませんか?
あなたはネットで知りたいことを検索しています。
「なんか広告出てきた。ジャマだな!消し消し!」
「スマホで検索してたら、突然画面いっぱいに広告出てきた。うざったいな~」とか思ったことはありませんか?
あなたはフェイスブックで友達の近況をチェックしています。
「ん?なんか友達の書き込みじゃないのが表示されてるな~。なんじゃこりゃ?」
「自分のFacebookページの横に、関係ない写真がある・・・いらないわ~」とか思ったことはありませんか?
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さっきもお話した通り、基本的に広告はジャマモノ扱いされています。
人は目にしたものが広告だと分かると、瞬間的に無視したり視界から排除しようとします。
だって、いちいち広告に反応してたら大変ですよね?
一説によると、一人の人が一日に目にする広告の数は、300から3000件くらいだそうです。
こんな量の広告を全部見ていたら、時間も労力もお財布も大ダメージ必須です!
では、ここであなたに質問です。
「広告は無視される」ことが分かったうえで効果的な広告にするには、どのようにしたらよいでしょうか?
シンキングタイム、スタート!!
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ちゃんと考えてくださいね?
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はい、では答え合わせ行きましょう!
広告が超えなくてはならない一つ目の壁を、私は「読まない」と言いました。
「not read」なのです。
この「not read」を「見ない」と訳している方もおられるようですが、「読まない」です。
先ほどあげた例をもう一度、見てみてください。
人は一瞬チラッとと見てはいることが分かるかと思います。
見込み客は一瞬とはいえ見てるんですね。
それで、自分に必要な情報なのかどうかを、瞬時に判断しているのです。
その時間、わずか0.9秒。
(計った人いるんだね・・・。)
なので、その一瞬が勝負です。
見出し(ヘッドライン)が最重要と言われるのはそのためです。
ヘッドラインで見込み客の「得になること」や「新情報」を伝えて、続きを読んでもらえるように注目させたいわけです。
一方、広告と��断されないように、見た目の工夫も必要なのではないかと思います。
なんたって「not read」なんですから。
見た瞬間に広告だと気が付かれないような見た目にしちゃいましょう。
ここで、また質問です。
人がお金を払ってでも欲しいものは何でしょう?
広告を「お金を払ってでも欲しいもの」と似たような体裁にすることで、見てもらえる確率は格段にアップすると思いませんか?
「not read」を乗り越えるために、あなたはカメレオンのように広告の見た目を擬態させればよいのです。
「広告は広告らしく作らなくてはならない」なんて、そんな決まりありませんよ?